フリーは領収書が命!

フリーのアナウンサー、フリーのカメラマン、
フリーのイラストレーター、漫画家さんに、芸能人。
はたまた、在宅でテープライターや翻訳の仕事などなど。

フリーのカメラマン

時給や日給で仕事をするのではなく、
個人で契約をして仕事をしたり、出来高制で仕事をしている場合、
10%源泉徴収され、報酬というカタチでお給料は支払われます。

給与には「給与所得控除」があったけど、フリーはそれがない。
その代わりをするのが「必要経費」なのですね。
仕事の為にと使ったお金なら、経費として認められます。
仕事をするのに買ったものモノ、したこと、消耗品、交通費など
全て経費として収入から引くことができるのです!

そのためには何と言っても領収書とレシートが命。
領収書とレシート、どちらでも構いません。
要は、何にいくら使ったのか解るようにしておけば良いのです。
交通費は、レシートがない場合は、交通メモを取っておいてくださいね。

仕事に使ったお金ならどんな少額でも残しておくべき。
100円のレシートも100枚貯まれば1万円ですよ〜!

領収書をなくしちゃった!

困る女性


どれだけ大切か解っていても、なくすのが人間。
キチッと管理されている方は信じられないかもしれないのですが
大事に大事にしまっておくと、どこにおいたのか解らなくなったり
また後でと思って、すっかり忘れていたなんてことも
よく…よくでは困りますが、ありますよね。(^^;;

そんなときは、本当は泣き寝入り…なのですが
落ち込んでいても仕方ない!
税務署に相談するのが一番です。

経費の証拠となるレシート類を無くしてしまっているので、
全てが全て、口頭申告で認められないのは仕方ありませんが
医療費などは家計簿につけていたら認めてくれる場合もありますし、
交通費も交通メモなどがあれば大丈夫。

何よりレシートや領収書など経費を証明する書類は
もれなく経費を申告するには、なくさないのが基本ですね!

青色と白色、好きな色を選んではダメ

この言葉だけでも耳にしたことありませんか?
「青色申告」と「白色申告」
2月の確定申告シーズンになると、ポスターやテレビCMなどでおなじみですね。

実は立派な確定申告の用語。
コレ…好きな色を選ぶのではありませんよ。(^^)
この2種類、同じ確定申告でも申告の形態が違います。
呼び名は「それぞれの昔の申告用紙の色」からこう呼ばれているのです。

じゃぁ自分はどっち?というハナシになるのですが、

青色申告は非常に面倒な帳簿づけをしなくてはならない代わりに
「青色申告承認申請書」を税務署に出せば65万円の青色申告控除と、
家族に対しての給料が全額経費として認められます。
複式簿記による帳簿でなく簡易簿記での帳簿作成でも
10万円の特別控除があります。

逆に、白色申告は、面倒な帳簿づけは一切ない代わりに、
特別な控除はなく、家族への給与も配偶者に限られる上に
86万円までと決まっています。

家族を従業員として何人もを雇っていれば、青色申告を選ぶべきなでしょうが
個人で働いているのなら、白色申告で十分というのが一般的です。

どちらか迷う場合は、同業者の方にアドバイスを頂くのもよいですよ。

青色申告を攻略せよ!

「経費経費というけれど、この仕事そんなに経費いらないんだよな…」と
ボヤく方もいらっしゃるかもしれません。

それもそうなのですよね〜。

給与所得なら受けられる「給与所得控除」がないがために
必要経費が少ないければ、その分所得が多くなって、
課税額が多くなってしまうのも現実。

その点、青色申告なら「給与所得控除」と同額の
「青色申告控除」が受けられる青色申告はお得なのですが、
簿記的な知識が必要となる帳簿づけがネックとなります。

それでも最近では、個人事業者向けに1万円ぐらいから
青色申告に特化されたソフトがたくさん販売されていますので
利用するのもひとつの方法ですね。
費用はかかりますが、公認会計士さんに任せてしまうのも選択肢の一つです。

それでもやはり、経理についての基本的な知識は
身に付けておかなければなりませんよ。

また、新規開業のとき、白色から青色への切り替えは
あらかじめ税務署に届出が必要な上、提出期限付きです。
そうです、節税上お得な青色申告用紙は、スグには出てこない!!
「青色申告にしたい!」という場合には、早めに届け出を済ませてくださいね。

何の経費か説明できる?

説明

1年分のレシートを集めると結構な量になると思います。
改めて「結構使ってるな…(^^;;」と実感するその時。

さてさて、その領収書を見て、何に使ったか解りますか?

レシートなら何を買ったのか品名が印刷されていて解るものの、
領収書となると、但し書きも品代であったり、
季節とお店の名前で推測は出来るけど、はっきりよくわからない…
なんてことも。

経費として認められるには仕事に必要なものという条件ですから
それを判断するために、何に使ったのかというのは
出来るだけ細かく解りやすくしておくことが大切です。
まとめて商品を買ったレシートなら、仕事用や医療費には丸をつけておく、
領収書の裏に何に使ったのかその場で書いておけば、
その時は面倒でも、後でとっても役に立ちます。
直接書きたくなれば付箋紙をくっけてメモするのがおススメです。
1年分の記憶なんて曖昧なもの。
確定申告の時期に慌てないためにも、日ごろからマメに準備して
がっちり備えておきましょうね!

正しい領収書の保管方法

気が付けば、バッグやや財布、ポケットの中に
どっさりたまっているレシートの類。
これを箱にでも入れておいて、確定申告のときに仕分けをするのですが、
経費を計算する為とはいえ面倒くさい仕事ですよね。

領収書が宝の山に見えて、気にならない方もいらっしゃるでしょうが。(^^)

領収書の保管方法も人それぞれだと思うのですが、
帳簿をつけるつもりで、
いちいち項目別、月別に仕分けをしつつ保管をしておくと、
確定申告の特にはもう経費を計算するだけで済みますよね。

保管も出来ればワンステップで。
口が開きっぱなしの封筒にいれるだけ、仕分け用の箱に入れるだけ。
通りすがりで出来る動作が一番長く続けやすいのです。
ファイルを開けて、項目を探して月別に並べてでは
ズボラさんはあっという間に、後回しと思ってしまうのがオチですよ。

私は写真を入れるのに写真屋さんで貰えるタダのファイルに
月別に仕分けしています。
大きさも手ごろで、透明で解りやすいし、
開きっぱなしでスッと指すだけですから簡単ですよ〜。^^

自宅は仕事場ナリ!

自宅


フリーのアナタ!!仕事場は、事務所はどこですか?!
事務所を借りていたり、仕事場を提供されている場合はともかく
自宅で仕事されている方、
とてもビッグな経費が認められる可能性がありますよ。

そうです「自宅が事務所です!」と言い切っちゃってください!^^

自宅が事務所ということになると
家賃はもちろん、光熱費、ガス代、水道代、電話代など
その事務所を維持して使用するために必要なものも
経費として認められるようになります。
支払い明細をきちんと残しておきましょう。

ただし、自宅と兼用ということですので、
どのぐらいの比率で仕事場としているか、その比率が問題になりますね。
例えば、自宅の半分を仕事場として使っているのならば、
半分が経費として計上できるという仕組み。
業種にもよりますが、自宅にこもりがちの仕事だと
半分から7割程度で申告することが多いようです。

自家用車もこれに同じ。
どの程度仕事に使っているかでガソリン代を経費にすることできます。
ガソリンを入れた時の明細も大切に取っておきましょう。

源泉徴収のない収入はどうする?

例えば源泉聴取されていない手取りの収入があるとき…。

まるっと貰っておいたほうがいいのか、確定申告をしたほうが得なのか、
正直…本気で迷いますよね。天使と悪魔がガチンコ勝負します。

あれ?しませんか〜?! 私は、正直…しますよ。(^^;;

でもね、ここだけの話…
源泉徴収されていない賃金や、手渡しで現ナマ払いの報酬などは
貰い逃げしたほうがお得なこともあるの…

だけど!!
見つかった場合に大きなバチが当たります…。
国民一人ぐらいの懐なんざ解らないさ!と思っていてもバレるものです。
だって、れっきとした脱税、犯罪なのですから…orz

だから、やっぱり確定申告してください!
源泉徴収されていない収入だけだと、経費と基礎控除を引いて
所得税を払うカタチになりますが、これが本来の姿なのです。

例えば、他に収入があって、それプラス源泉徴収されていない収入がある場合、
まとめて確定申告すると、どちらの経費も有効になり、
より多くの還付金を手できるケースもあります。
手渡しの報酬に対しても、きちっと経費を申告しましょうね。


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